弱虫ペダル ネタバレ【634】

ネタバレ

みなさま、こんにちは。

さて、今回は
弱虫ペダル ネタバレ【634】をお送りします

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あらすじ

第三世代総北の初戦「峰ヶ山ヒルクライム」は

見事段竹の優勝で幕を閉じた

一方、京都伏見高校では次の主将を決めようとして!?

 

★目次はこちら★

前回を詳しく読みたい方は弱虫ペダル ネタバレ【633】

をどうぞ!

 

インターハイで二度の敗北を経て

この男は何を思う…

 

 

それでは、弱虫ペダルのストーリーを一緒に見ていきましょう

RIDE-634:御堂筋と道

 

京都嵐山は京都西部に位置し、史跡や峡谷で四季
を楽しめる観光地として親しまれ、毎年国内外から
多くの人が訪れる

嵐山・高雄ルートウェイは、嵐山を起点として、
様々な景色を眺望できる観光有料道路である

それを横切る府道50号線は、谷川の壁に張り
付くように進み深い山へ分け入る

古く険しいその道を、御堂筋が1人で進んでいる

1人ペダルを踏む御堂筋の脳裏には石垣の言った
セリフが浮かんでいた

御堂筋
「タヨル タヨル タヨル… 力…
ボクゥに足りないもの…? ハァ??

タヨル? タヨルに力? ハァ?
何やのそれ

力ないから頼るんやないの?
誰かの手を借りるんちゃうの?

そんなもん 弱いヤツの理屈や 努力不足や
ガンバリ足りんだけや

誰かの手を借りて道のりを楽したとて
純度が下がるだけや!!

タヨって何が生まれるの 石垣クゥン!!
言うたまま遂行すればええんちゃうの
そうやろ!! 山口クゥン!!

この体を破壊するまで追い込んで
削って 削りとって 強さだけを残して
追求 追求!! トゥイキュゥウ!!

それをできるのは己1人!!
己1人やろ……!! なのにィ!!」

御堂筋は背中のポケットからタオルを取り出す

御堂筋
「このタオルのように 強固さを捨て
押してなお 体をひねって躱せ…と
さうして つつめ 言うんか

トゥトゥまれろ いうんか…?
体の冷えた 小鳥や小犬のやうにあたたまれと?
あたため合えと?

ハァ? なもん… 1番必要ない感情やろ
それが一体 何を生む いうの…」

御堂筋の頭に今は亡き母親に言われた「大切な
ものはそっとつかむんやよ」という言葉が浮かぶ

御堂筋
「タイセツな… モノ…?」

 

京都伏見高校の自転車競技部の部室では、新しい
キャプテンが発表されるところだった

水田
「現キャプテン3年 この 水田信行が
次の新しいキャプテンを発表する!!
2年 船津和歩や!! しっかりたのむぞ!!

船津
「は… ひゃい!!」

発表に沸く部室

木利屋
「大丈夫か?」

船津
「あ… いや まぁ やるよ せ… せっかくだし
せっかくだしな!!
親にも昨日言ったらせっかくだしやってみたらって
言われたしな」

裏返った声で返事する船津

水田
「前へ!!」

船津
「はいっ と どうわっとっと」

足がもつれて自転車に激突する船津

水田
「おい船津」

船津
「てて すいません」

木利屋
「(あいつ… ウラでの口はよう回るけど
オモテ出ると何もできんタイプやからな……)」

山口
「やっぱりマズいんやないか水田クン」

水田
「!!」

山口
「勝手に……キャプテン決めんのは………」

水田
「ほな どうすんのや
御堂筋クンに聞いて決めろいうんやろ

けど当の本人は
インハイ終わってから1回も部活にカオ出し
とらんのやぞ!!

同じ2年の船津や木利屋にきいても授業終わっ
たらすぐ帰りよる言うし

正直!! オレの見立てじゃあ
正直 御堂筋クン… いや御堂筋のヤツは
このままこの部退部するつもりや思うぞ?

そらそや 2年連続同じような負け方して
あんだけでかい口たたいて

オレたちをボーズにしてまで
オレらに合わす顔ないやろ!!」

山口
「けど あいつは
2日目しっかり優勝したやないか」

水田
「練習も厳しくして 軍隊やいうて
何人も1年辞めて
オレたちは必至でついていったのに
最後は1人残って1人で 倒れたんや!!」

山口
「それはオレたちが――――
いやオレがあいつの『良心』になれんかったせいや!!」

木利屋
「良心!?」

水田
「(山口… なんやこの迫力)」

山口
「テニスやバスケットは試合をやれば
必ずどっちかが勝つ 勝率は50%や

けど ロードレースは200人でても1人しか
勝たん 勝率は1%未満や!!

けどヤツはオレたちに勝つと約束した
そして2日目勝ってみせた
ほとんど自分1人の力で!!

ヤツは3日目力つきた――――
チームは負けたかもしれん やけど
一言でもヤツから言い訳を聞いたことがあるか!?

あいつはいつも一人で闘っとるんや
3日目チームのオーダーをまかされて
完遂してやっとオレにもわかったわ

ヤツがあのレースのためにどれだけ準備して努力
してきたのかを!!」

水田
「(準…)」

山口
「わかった時には遅かったんや
ヤツはもう1人になっとった…

負けたのはオレたちのせいや
いつも文句や不満ばっかりで――― 1回でも
ヤツに寄り添い助けようとしなかったオレたちの
……………」

水田
「あ… けどな… そ そんな ギリがあるから
キャプテン決めるの待ていうんか

意見きけいうんか
もう長いこと待っとる!!

こっちは突き上げ食ろうとるんや
学校の部活の月例ミーティングでも
新キャプテン決まっとらんの自転車部だけや
いうてイヤミ言われとるんや

レース会場でもや!! 往生しとるんや
もう待てんわ!!
やれ 船津」

水田に背中をたたかれる船津

船津
「は はい
いや でも今 ヒジがですね」

水田
「ああ じゃあ木利屋やれ!!」

木利屋
「え オレ」

船津
「いや ちょ それは せっかくなのに…」

木利屋
「あ はい じゃあオレがやります」

船津
「えっ 木利屋おまえ」

そこに姿を現す御堂筋

御堂筋
「ドゥしたのォ キミたちィ…
大声出して モメてぇ…
外まで聞こえとるよォ………」

水田
「み」

船津・木利屋
「御堂筋!! …くん」

山口
「(やっと来たか御堂筋!!
やっぱり来たか!!
やっぱりまだあきらめてなかったんやな!!)」

御堂筋の前に立ち、状況を報告する岸神

岸神
「何か 次のキャプテン 誰にするかでみにくい
押し問答してましたよ」

御堂筋
「小鞠くぅん キモ… そんなもん…
誰でもええやろ
時にィ 小鞠くぅん
ボクが留守にしてる間 何もなかったァ」

岸神
「ええ 特には」

焦る水田

水田
「ちょっ… ま… 小鞠 え!?
(御堂筋クン戻ってくるって
あいつ 知っとんたんか)
オレが聞いた時何も答えんやったやないか」

山木地は御堂筋の体つきをじっくり見る

山口
「(体が… あいつ 更に絞れとる
修行… してたのか)」

お互い自分がともめている船津と木利屋

御堂筋
「プク キャプゥテン…
そんなにモメとるんなら
ボクゥがやろか?

水田
「みっ…… えっ」

驚く部員たち

御堂筋
「そいでええわ
次の京都伏見 自転車競技部のキャプテンは
ボクゥ… 御堂筋翔くんや!!

 

感想

最初に指名されたのは「船津」くんでした!!

ここまでは予想が当たってたんだけど、でも

御堂筋の扱いがもとでゴチャゴチャ

でもまぁその気持ちはわかりますね

しかし、岸神くんも御堂筋の動向を知ってたなら

ちゃんと報告してあげればいいのに

相変わらず岸神くんは御堂筋ファーストなんですね

京都伏見の部員も、御堂筋が自分からやるというなら

納得…なのか???

なんかもう部活辞める人が続出しそうな練習になり

そうですけど、大丈夫なのか???

ともあれこれで総北、箱根学園、京都伏見のキャプテンが揃い踏みです

かなり濃いメンツです(笑)

小野田くんって不思議ちゃんを呼び寄せるオーラでも

あるんでしょうか?

 

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