弱虫ペダル ネタバレ【610】

ネタバレ

みなさま、こんにちは。

さて、今回は
弱虫ペダル ネタバレ【610】をお送りします

まずはあらすじからです!

世代も代わり新体制となった総北高校と箱根学園!!

互いがキャプテンになったと知った坂道と真波は、

次の闘いに向け、新たに闘志を燃やすのだった!!

 

★目次はこちら★

前回を詳しく読みたい方は弱虫ペダル ネタバレ【609】

をどうぞ!

各大学がタイムトライアルレースに出走中!
あの大学も参加していて…?!

 

それでは、弱虫ペダル ネタバレ
【610:二つの光】のスタートです!!

 

栃木県南端に位置する渡良瀬遊水地は、水害対策として
昭和5年に完成した日本最大の遊水地である

敷地内の「谷中湖」にはぐるりとサイクリングロードが整備されており、

この日そこでは関東近県の大学が集まるタイムトライアルレースが行われていた

そしてこの会場には、
元総北高校キャプテンで静岡の洋南大学に進学した金城真護と、

東京狛沢市にある明早大学に進学した元箱根学園キャプテン福富寿一も来ていた

福富
「久しぶりだな 金城!!」

金城の横に並び、声をかける福富

福富
「どうだ!! 調子は!!」

金城
「普段通りさ そっちも元気そうだな!!
何だ福富

ロードバイクのハンドルにTTバーをつけただけの
急ごしらえだな

TT専用の『TTバイク』じゃないのか」

福富
「ああ 明早大学 1年にはTTバイクは乗せないという
決まりがあるらしい」

2人の横をTTバイクに乗った選手が追い越していく

金城
「フッ まぁ うちの洋南大も似たようなもんだがな
TTは機材の差もでやすいからな
今日は精一杯走るだけだよ」

福富
「ああ!!」

金城
「ところで 聞いたか あの話」

福富
「………!! ……………… ああ泉田から報告があった」

金城
「こっちもだ 手嶋から連絡があった
新しいキャプテンに―――――

総北と箱根学園の次の世代を担う2人に
インターハイ2年連続ファイナリストとなった
小野田と真波が選ばれた!!」

互いを見合う2人

金城
「オレは総北のキャプテンでインターハイメンバーを
選ぶ時 ひとつの突破口―――― 意外性として
6人目に小野田を選んだ」

福富
「ああ
オレも真波は 箱根学園史上初の1年生メンバーとして
大いなる起爆剤となると思ってゼッケンを渡した
その2人が―――――

部を率いる『キャプテン』になるとはな!!
”運命”というヤツか!!」

金城
「………… どうかな
あの2人は初めから光っていて オレたちは ただ
その一部を見つけて手を差しのべただけなのかも
しれないな

まぁ 一見頼りない男だがな 小野田は」

福富
「フッ ああ 真波もよく寝る男だ」

 

同じレースで、脇の木陰に腰を下ろしているのは、
元箱根学園エースアシスト『運び屋』で金城と同じ
洋南大学に進学した荒北靖友だった

荒北
「マジかヨ あの2人がァ? 新キャプテン!?
ハッ!! あん時インハイ3日目ぇ
オレが運んだ2人じゃナァイ!!

オレにビクビクしてた小野田チャンと不思議チャンの
真波がァ!?

どうなるんだヨ あの2人 ハッ
楽しみしかないじゃナァイ!!」

 

箱根学園の練習は帰りの下り道にかかっていた

相変わらず下りも先頭で速度をあげる真波だが、
走りながら考える

真波
「(坂道くん
オレ さっきからワクワクが止まらないよ
キミが総北のキャプテンで オレが箱根学園のキャプテン
だよ

1年生の時 オレが総北の合宿に潜りこんで 一緒に
走ったの覚えてる?

オレ キミの”坂道”って名前きいて ワクワクした
よく回る足を見て何か新しいことが始まるんじゃないか
って思った

そして あの日の3日前 箱根の山道で―――――)」

自動販売機のあるカーブに差し掛かる

真波
「ごめん ちょっとだけ寄り道 先 行ってて」

自動販売機の前で自転車を止める真波

真波
「(ここでキミと出会った
あの日 オレは 授業をサボって山を登ってた
キミは自販機の前で『行き倒れ』てた(笑)

たまたま出会って ボトルを渡して 少し話ををした
あのあと まさか
インターハイの最後で闘うとは思わなかった)」

小野田との出会いを回想する真波

真波
「あの日 渡したボトルのこと覚えてる?
インターハイで返してって約束して

インターハイのあと 富士山で キミは返してくれた
のにオレは―――――
捨てちゃったんだよね

あの時のオレはまだ1年で 箱根学園の敗北を背負うには
あのボトルは意味がありすぎたんだ」

自転車のホルダーからボトルを取る真波

真波
「けど今は おもしろいと思ってる
人の出会いって偶然が重なってるんだって

いろんなものが 想いが
それを積み上げて おもしろくするって」

真波は手にしたボトルをくるくると回す

真波
「ほら あの日 富士山に捨てたあのボトル
拾ってきたよ!!

ボロってたけどまだ使える!!」

ボトルからごくっと飲む真波

ホルダーにボトルを戻す

真波
「またやろうよ坂道くん 何度でも 運命の闘いを!!」

 

 

****感想****

金城さんと福富さんが話してたTTバイクってなんぞや?

と思って調べてみました

個人タイムトライアルに特化した自転車のことらしいです

ロードバイクと比較してみると、チーム走行を想定して

おらず、個としての速さに特化しており、操舵性や集団

での駆け引きよりもスピードが出るように空気抵抗を

小さくする設計となっているようです

ハンドルの形状だけでなく、重心もサドルの位置も全て

スピードが出るように極限まで空気抵抗を削ぎ落してる

設計のようです

それだけ自転車の違いでタイムが確実に変わってきちゃう

レースなわけで、専用自転車に乗ってない2人だからこそ

並んでおしゃべりしたり出来てたわけですね(笑)

さて、小野田くんとの今までの道のりを回想してた真波

くんですが、富士山に捨てられちゃってたボトル、1年

経っても同じところに残ってたんでしょうかね(笑)

ボロボロでもまだ使えるようでよかったです

小野田くんは真波君の使ってるボトルを見ただけで、あの

時のボトルだって気づくかな?

 

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