みなさま、こんにちは。
さて、今回は
弱虫ペダル ネタバレ【619】をお送りします
Contents
あらすじ
チームを離れ、1対1で激突する鏑木と高田城!!
お互い一歩も譲らず、レースはつづら折りのコースへ!!
そんな時、高田城から、”つづらバトル3本勝負”を提案され!?
前回を詳しく読みたい方は弱虫ペダル ネタバレ【618】
をどうぞ!
聖夜に響く車輪の音♪
今宵は高回転でお祝いだ!!
それでは、弱虫ペダルのストーリーを一緒に見ていきましょう
RIDE-619:つづらバトルスタート
高田城
「この先にある3つのつづら折り
そのつづらのコーナー明けをゴールとする
つづらバトル3本勝負!!」
鏑木
「やってやろうじゃねーか!!
ハコガク・メガネ・タカダ!!」
高田城の提案にのる鏑木
鏑木
「やってやるよ スタートはどこだ
おまえが決めていい!!
10m先か!? 今すぐか!?
急げよ!!オレはおまえの―――――
オレに敗北して大きな口を開ける
『あんぐり面を早く見たい』からな!!」
最初のコーナーが2人に迫る
高田城
「スタートはあれだ ちょうど今見えた
この右コーナーを横切る
横断歩道の下り車両停止用――
ラインを」
2人がラインに達する
高田城
「超えた時だ!!」
加速する2人
鏑木
「ほうるあああああ」
鏑木が飛び出て差をつける
観客
「うわ 何だ」
「あの2人 急に加速した」
「速ええ!!」
「特にあの先頭の総北のヤツ
ジャージブカブカなのに オニ速ぇぇ!!」
「いや て おまえ知らねぇのか
あのオレンジアタマは―――――
2度目の優勝をした総北のメンバーとして
インハイを走った唯一の1年生―――
天才スプリンター 鏑木一差だ!!」
鏑木
「ハハッ 観客がウワサしている!!
『速い』と オレのことを『超天才』だと!!」
世間の皆も鏑木のことをスプリンターだと認識して
いるのに、本人だけがそれを知らない
鏑木にはいいところしか聞こえていない
鏑木の後ろから冷静に分析する高田城
高田城
「(鋭い加速力!! 切れ味は一級品!!
聞きしに勝るとはこのことか
体験しなければわからなかったな
この男の まるでこっちが後ろに引っぱられて
いるような加速力!!
これがうちのトップスプリンター銅橋正清と
互角に闘いあった男!!
その実力!!)」
鏑木はさらに加速する
高田城
「(加えてこの3本つづら
1本目は斜度がゆるい わずか3%のゆるい勾配
少し登り基調の平坦道は
『スプリンターとよばれる者たちが最も得意と
する条件』だ!!)」
振り返る鏑木
鏑木
「どうしたメガネ・タカダ
追いつけないか オレ様のこのスピードに!!
もうコーナーが見えてきた
1本目のゴールはすぐそこだ
やっぱりさっき首筋をつたった汗は
単なる汗だったァ!!」
高田城のプレッシャーが上がる
鏑木
「!」
高田城
「本はめくって中身を読んでみなければわからない
が 一方で
本の扉に全てが書かれているとも言える
物事の本質は―――――
おのずと表層に浮き出てくるものなんだよ!!」
鏑木
「!?」
高田城は腕に力を入れ、ハンドルをぐっと押し込む
鏑木
「(腕で!? 何だ!? 異様な圧!!
こいつのダンシング―――――
腕で押し込んでバイクを――――
左右に振り回して進む!!
なのに速ぇぇ!!)」
グングン追いつき、鏑木に並ぶ
鏑木
「(なのに滑らか
スルスル滑るみたいに加速してくる)」
高田城
「追いついたが!?」
鏑木
「(追いつかれたァ!!
”武器”とか 異常なダンシングとか
こいつ メガネかけてるから
もっとフワっとしたヤツかと思ったら――――
冷静で冷酷――――
確かに こいつさっきから
目の奥 全然笑ってねェ!!)」
唖然としている鏑木に高田城は説明を始める
高田城
「自転車は
足で漕ぐものという固定観念があるだろう?
通常ダンシングは 荷重移動と足の力で
行っている
自転車は傾きを推進力に変えることができる
乗り物だ
だとすれば 積極的に傾きをあたえてやれば
どうなると思う?
そうだ!! 速くなる!! もっと!!
だからオレは 腕を使って加速する!!
まだオレは自転車には伸び代があると思っている!!
知っていこうと思っている
競技を通して こういう闘いを通して!!」
鏑木
「(――――!! ヤバイ!! 『来る』!!)」
高田城
「”スケーティングダンシング”!!
後輪を左右に振り回し
地面を削るように加速することから
そうよばれるこのダンシングは―――――」
独特のダンシングをしながら前に出る高田城
高田城
「冬の競技 スピードスケートに着想を得たもの
コンマ0秒を競い合う 氷上の闘う弾丸!!
体の使い方を真似た!!
自転車競技とスピードスケートの使用する筋肉の
部位は実は 『非常に近しい』!!
スピードスケートの夏の訓練に自転車を取り入れ
てる程だ」
鏑木
「(スケーティングダンシング!?
こいつヤベェ!!)
つ!! いや 感心してる場合じゃねェッ
先行される!!
はまれ!! はまれ!! はまれ歯車ァ!!
ほうるあああ」
鏑木は抜き返し、そのまま1本目のゴールである
街灯を通り越す
鏑木
「しゃあ!!
オレの勝ち!! だなタカダ 1勝目だ!!」
高田城
「そうだな オレは最後に抜かれた
コーナーを曲がってひとつ目の街灯がゴールだから
先に通過したおまえの勝ちだ」
振り返り、腕を上げて鏑木は高らかに言う
鏑木
「ハハッ 勝ちだ!! のこり1勝!!」
高田城
「いいのか 加速しなくて
1本目が終わると同時に
もう2本目は始まっているぞ?」
鏑木
「あ!? (マジか そっか ヤベ)
わかってるよ そんくらい」
すぐに加速する鏑木
高田城
「それとも加速できない…? のか?
この3本のつづらの2本目は 1本目に比べて
斜度が上がるからな」
加速してるのに高田城を離せない鏑木
鏑木
「(くそっ 何でだ
さっきみてぇに加速できねェ!!
オレ オールラウンダーなのに!!)」
高田城
「ああ それと… 言い忘れたが
さっき見せたスケーティングダンシング
あれな
スケートに着想を得たから
いつも平坦で使ってたんだが
この間 山でも試しに使ったんだ
そしたら 山の方が速かったよ」
不敵にほほ笑む高田城
感想
あーあぁ(笑)
まんまと高田城君の作戦にハマっちゃいましたねぇ
それも1本目は「獲らせてもらった」感がありあり
じゃないですか
まさに高田城くんの掌の上で転がされてる状況
このまま2本目、3本目は圧倒的差をつけられて
負けてしまい、かつペースを崩されたせいで疲弊
して闘うことはできなくなりそうです
鏑木くん、お調子者すぎるよ
自分の噂、自分に都合がいいところしか聞こえて
ないとか、困った子ですね
自分が「オールラウンダー」ではなく「スプリンター」であるということに気づくというのが
この大会での鏑木くんの唯一の成果になりそう
ですよね
小野田くんと段竹くんの2人で、ハコガクの
2人に勝つことはできるんだろうか??
年内最後、次回は12/24です。
よろしくお願いいたします。
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