みなさま、こんにちは。
さて、今回は
弱虫ペダル ネタバレ【615】をお送りします
Contents
あらすじ
遂に『峰ヒル』スタート!!
開始早々、昨年の葦木場の態度を根に持った鴨高「本田」が、箱根学園へ…!?
前回を詳しく読みたい方は弱虫ペダル ネタバレ【614】
をどうぞ!
レースに潜むスズメ蜂
狙うは山頂ただ一つ
それでは、弱虫ペダルのストーリーを一緒に見ていきましょう
RIDE-615:ホーネット
新開
「それって葦木場さんのことすか」
相手を睨みつけるように言う新開
本田
「(!? 何だこいつ)
そうだ そんな名前のヤツだ
あいつは去年の大会で 話しかけたのに
無視しやがった!!
ほかのヤツらも 話しかけたのに無視された
つってた!!
なのに 最後は2位!!
表彰台の一角もぎとっていきやがった!!
それが神奈川の連中のやり方か!?
これは千葉の大会だ!!」
新開
「あ!?」
高田城
「悠人!!」
いきり立つ新開の肩をつかんで止める高田城
本田
「文句言ってやろうと思った
けどオレはがまんした
今年限り 1回限りなら見逃してやろうって
県内の有力選手の1人として 皆をなだめた
だが!! また来やがった!!
今年も 性懲りもなく!! 今年2人も
もう1度言う 今日は 出しゃばるな!!」
新開は静かに反論する
新開
「オレの言いたいこともいっていいすか?」
本田
「あ!?」
新開
「そら 勝ち譲れっつってるんですか?
ロードレースで真剣勝負すんなって
本田サン…でしたっけ?
千葉県とか神奈川県とか
こだわってるモン――――――
しょぼくないすかァ!!」
一瞬で加速し前に出る新開
遅れて反応する本田
本田
「くっ!! (速い!!)
いきなり勝負しようってのか いいだろう!!
今 お前のトリッキーな動きに反応できなかったのは
オレが一瞬油断してたせいだ
さぁ ハコガクどうする
とりあえず あの信号のところまで勝負するか!!」
新開の横に並ぶ本田
新開
「いや 勝負はしないす
高田城さんに止められたんで
けど もう一言 言わせてもらっていすか」
本田にぐいぐいと体を寄せる新開
ガードレールに接触しそうで焦る本田
本田
「うあっく はっ
あぶっ ちょ おまえっ まて」
新開
「葦木場さんが返事しなかったのは集中して
走ってたからすよ
ずっと謹慎くらってて やっと走れたレース
だったんすよ それに―――――
葦木場さんは千葉 出身すよ」
本田が思わず目をつぶってしまっているうちに
元の位置に戻っている新開
新開
「中学の時まで住んでたそうですよ」
本田
「(!? あいつもう戻って…)」
新開
「峰ヶ山もよく走ってたらしいんで2位なのも
よくないすか?
違いますか? 答えはYESですかぁ?」
さっきまでの威圧は消えて、明るく話す新開
本田
「(千葉出身…? マジ…なのか)」
高田城
「ひとつ オレからも補足情報だ」
葦木場はレースから帰ってきた時に部室で、
たくさんの人に話しかけられたことを、余裕が
なくて返事できなかったが、嬉しかったと言って
いたらしい
新開
「マジすか その話!! ヤバいすね
いい話じゃないすか
他にないんすか 葦木場さんの語録
今まであったこと全部憶えてるんでしょ!?
アタマいいから!!」
嬉しそうに話す新開
そんな会話をしているうちに、周りの選手たちの
渋滞も大分解消している
新開
「さぁて… 高田城さん そろそろすか?」
高田城
「いい頃合いだ」
新開は本田に話を持ち掛ける
新開
「本田さん だんだんバラけはじめたんで
オレたち 前に上がろうと思ってます
うしろ ついてきます? はりついてていいすよ
表彰台 狙ってるんでしょ?」
新開の申し出にテンション上がる本田
本田
「え(ハート)
地… 地元のメンツを立てようてのか ハコガク!!
オレの風よけになってくれるというのか
おおお!! だがオレよりあとでゴールしても悪く
思わないでくれよ
俺は鴨高 本田 兄もクライマー!!
清澄山最速の男!!
その話 悪くないだろう!! のろう!!」
しかし、本田は自分が甘かったことを知る
本田
「(まて!! 何だ この速度ォ!!)」
グングンと前を抜いていくハコガクの2人
選手たち
「うわ ハコガクだ」
「ハコガク 上がってきた」
「くそっ」
「速ええっ」
「うあ あっさりパスされた」
本田
「(ここ登りだぞォ)」
選手たち
「けど見ろ うしろの鴨高本田がはりついてる!!」
「さすが鴨高本田」
「地元の意地」
「敵であるはずの―――――箱根学園を利用して!!」
ハアハア息を切らせて必死についている本田
本田
「(利用してるハズなのに…… 速くて!!
何だ こいつら!? どんな練習してんだよ
うしろは楽なはずなのに ついてるだけで… きつい
もうすこしゆるめて… ペースを…
いやいや 言えるか そんなこと)」
新開が振り返る
新開
「すいません本田さん ペース 緩すぎました?」
あっけにとられる本田
新開
「じゃあ 上げますねぇ!! るしゃああ」
さらに加速するハコガクの2人
全然ついていけない本田
瞬く間に見えなくなるハコガク
本田
「(ついて……… いけなかっ…た)
強い… 速い… あれが……
(全国常勝校!! 神奈川 箱根学園!!
インターハイで……… あれに勝ったのか
総北は!! あのメガネの小野田てのは
2度も!?
話しても 会っても オーラ全然ないから
感じなかったけど 実は…
総北はとんでもなく
すげぇヤツらなんじゃないのか!!)」
先頭集団を走る総北の3人
3人とも真剣な表情を崩さない
そこに総北に突っかかってくるヤツがいる
野村
「ウハハ 待っていたぜ この時を!!
勝負だ総北!!
オレは柏東の2年 野村正文!!
オレの実家は峰ヶ山のふもと!!
オレが初めて峰ヶ山を自転車で登ったのは
5歳の時だぁ!!
5歳だ!! 補助輪は2歳でとれた!!」
小野田
「来てる…!!」
鏑木
「ええ 来てますね ヤツら」
野村
「おいこら どこ向いてる」
鏑木は後ろを向く
鏑木
「箱根学園が!!」
感想
千葉ってこんなに全国のレベルをわかってない
ヤツらばっかりなの?
自分とのレベルが違いすぎると、相手のレベルの
凄さを推し量ることが出来ないのはありますが、
もはや違いすぎてコメディなんですが(笑)
補助輪って(笑)
確かにね、小野田くんは近寄りがたいオーラとか
ないですよ
でもね、インターハイ見に行ったりはしないもの
なのか? 見に行ってたら総北の凄さも少しでも
わかりそうなものだと思うのですが?
さて、箱根学園が迫ってきました
ここからが闘いの本番ですね
高田城くんがどんな働きをするのか、すごく気に
なるところですね
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