みなさま、こんにちは。
さて、今回は
弱虫ペダル ネタバレ【647】をお送りします
Contents
あらすじ
川田に誘われて一緒にサイクリングへやってきた坂道!!
道中、楽しく走る坂道に川田が突然キャプテンの座をかけて
勝負を挑んでくる川田は水の入ったペットボトル入りのリュックを
坂道に差し出し、これを背負って走れと言い……!?
前回を詳しく読みたい方は弱虫ペダル ネタバレ【646】
をどうぞ!
アンフェア川田が
坂道に牙をむく!!
それでは、弱虫ペダルのストーリーを一緒に見ていきましょう
RIDE-647:ハンデ戦
小野田
「(リュックの中身は ペットボトル
水の入った… 6本の!!)」
川田
「おまえとオレは実力差がある だから用意した
こいつをおまえが背負って走れ
ハンデ戦だ これなら平等だろ
始めようぜ
森中神社までの登坂バトル!!
総北高校自転車部 キャプテン 小野田ァ!!」
衝撃を受ける小野田
小野田
「か… (川田くん………!!)
いや…… そんな
な…いやっ 仲良く走ろうよ
せっかくのサイクリングなんだし」
川田
「ニブいな 気づけよ ボケが
オレはおまえと今日 勝負しに来たんだよ」
小野田
「(え え)」
川田
「ったく」
小野田
「勝……………負?」
川田
「おまえがやってんのは何ンだ 自転車競技だ
スポーツだ
スポーツは闘いだ
んなこともワかんねーのか ニヘラが
スポーツには『勝ちか負けしか』ねェ!!」
小野田
「たの… 一緒に走ることがただ楽しかったり
…とか… ほらっ いろいろ…」
川田
「『勝ちか負けしか』ねェ!!
勝負の世界なんだ
勝ったヤツは何でも思い通り!!
イスに座って勲章片手に敗北者を見下す
負けたヤツは床をはいずり回ってゴミムシ以下
喋ることも許されねェ
トボケやがって
そういう世界でやってきたんだろうが
てめェも!!
インターハイ2年連続総合優勝
全国トップの小野田よォ!!
どうだったよ!?
全国の猛者を服従させて足蹴にした気分は!!
大会出場者全員を見下した景色はよォ!!」
川田の言うことに激しい違和感を感じ、理解
できない小野田
小野田
「(見下す…? 足蹴に…?)
そ そんなことしてない よ ……………」
川田
「隠すなよ トボけんな ハハハ」
小野田
「(川田くんがボクを倒すと言っている……
さっきまで仲良く走ってたのに…
違う人みたいだ… ”勝負”だなんて…)」
下を向く小野田
小野田
「川田くんはすごいと思ってた
再入部だって勇気がないとできないことだし
入部届を持ってきてくれたあの日
素直にすごいと思ったし嬉しかった
練習だってがんばってるし……
今日はそんな川田くんとゆっくりサイクリング
しながらいろいろ話ができると思って…
リュックも何かのサプライズなのかなって 少し
ボク バカな期待してた…………
でも 川田くんが それでも
どうしても勝負したいというなら」
川田
「!」
小野田
「ボクが闘うことで気が済むなら」
川田
「!!」
リュックをつかみ背負う小野田
小野田
「やるよ!! その勝負!!
森中神社までのバトルを!!」
小野田は毅然とした態度で言い切る
川田
「(背負ったァ!!)アッアッアッ
(いけね ヘンな笑い出ちまった
まだおさえろ…!!)
何でもねぇ
じゃあ 改めて スタートといこうか」
川田はペダルにバチンとシューズを填める
川田
「悪いな 恨まないでくれよ
オレに圧勝されても」
小野田
「うん!!」
小野田もシューズを填める
川田
「この先林間を進む狭い道に入る
あそこに見えてるあの汚ねぇ矢印のプレート
あれにしようぜ こいつが――――
再スタートの合図だ!!」
飛び出す川田
川田
「ここから神社まで5㎞キッカリ!!
お互いフェアにいこうぜ!! ずおおおお」
小野田もペダルを回そうとする
小野田
「…う (う…!! 脚が…)」
しかし川田と距離がひらく
小野田
「(いつもみたいに脚が回らない!!)」
嘲笑うかの如く振り返る川田
川田
「どうした小野田 足が動かねぇか!?
今頃気づいたのか やっぱりオトボケヤロウだな
さっき言ったろ
そいつには6本ペットボトルが入ってる
しかも”2L”の水が6本 合計すれば―――
12kg!!
おまえも持ったことがあるだろ
段ボールのケースまるまるひとつ分!!
いつも通り動くわけねぇ
体重が一気に12kg増えたのと同じだ
体重が増えてんのに1人の支える筋肉はそのままの状態
支えきれねェのさ
思い通りに回るわけがねぇんだよ!!」
よろめく小野田 太腿に重さを感じる
小野田
「(ひとふみひとふみが重たく感じる
バランスも悪い 加速できない!!)」
川田
「おまえの速さの秘密はもう見切ってんだ
ズバリ軽さ
小さくて軽い―――それだけだ!! だから――
軽さを封じた!!」
笑いが止まらない川田
川田
「この勝負 おまえがリュック背負って受け入れ
た段階で ”オレの勝ち”は決まってんだよ
オレは『インターハイ2連覇の小野田を倒す』!!
『雑草』からオレは『最強にのしあがる』!!
ハハハ!!」
加速する川田
小野田
「(川田くんが加速していく!! 重い!!)
でも…」
ぐるぐるとケイデンスを上げていく小野田
小野田
「す――――――――― は――――――――
ああああ ああああああ」
深く息を吸った小野田はケイデンスを一気に上げ
て加速する
川田
「!! あ!?」
一瞬で川田に並ぶ小野田
川田
「(な!! それでも並んで―――!? だと!?
何だその足の回転は)」
驚愕する川田
だが小野田が荒い息を繰り返すのを見て、嘲りを
取り戻す
川田
「(ふ――――――― びびらせんなよ)
どうした ムリすんなって
息上がってんぞ 肩で息してる」
小野田の背をポンとたたく川田
小野田
「(ダメだ 加速が維持できない
こんなに登れないのは初めてかもしれない…!!)」
スッと前に出る川田
川田
「ゆっくり来いよ 上で待ってるワ」
小野田
「! でも… 川田く…」
よろよろしている小野田
川田
「んああ… そだな これは勝負―――だからな
約束だ……… したよな?
オレが勝ったら キャプテン オレな?」
見下したような態度で言い放つ川田
川田
「そうだ最後にもうひとつ
オレが前からおまえに思ってたこと言っていいか?」
感想
これだけやってて「フェアにいこうぜ」って、
どの口が言ってんだ川田!!
だいたい「勝者が見下して足蹴にする」って
言ってますけど、勝ってもないうちから小野田
くんに対して見下した態度してません?
矛盾だらけなんだよなぁ
自分は正しいってどこからその自信が来るんだ?
狭い林間ルートって、まさにこの間まで小野田
くんがやってたMTBと同じじゃないですか?
自転車がMTBのじゃないのがネックだけど、
体重移動とか応用できるのでは?
それに小野田くんが前に出たら、のろのろ走られ
ても狭いところを抜くことは川田くんの技術的に
はできないんじゃないのかな?
既に勝った気になってる川田くんですが、前から
思ってたことってなんですかね
たぶん自分勝手な思い込みで決めつけてた小野田
くんへの人物評価とか?
先輩方のことを悪し様に言うとか?
小野田くん本人の非難は気にしないと思うけど、
巻島さんに対する想いとか否定されたら、
小野田くんのスイッチ入っちゃうと思うんですが
踏んじゃいけない地雷を踏んで自爆する気が(笑)
総北は「想いを繋いでいくチーム」なんだってことを、
そこが大事なんだってことを、
そこを小野田くんが一番大事にしてるんだってことをわかってない川田くんが
叩きのめされるのを期待してます!
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