みなさま、こんにちは。
さて、今回は
弱虫ペダル ネタバレ【618】をお送りします
Contents
あらすじ
悠人の先制を皮切りに激突する総北高校と箱根学園
そんな中、箱根学園きっての”秀才”高田城の挑発
に乗り、1人飛び出す鏑木に!?
前回を詳しく読みたい方は弱虫ペダル ネタバレ【617】
をどうぞ!
空いた差を一瞬で
知識を武器に闘う男、高田城
その実力とは!?
それでは、弱虫ペダルのストーリーを一緒に見ていきましょう
RIDE-618:高田城の挑発
飛び出す鏑木
鏑木
「ハハッ ついて来いよインテリ!!」
高田城はギアを切り替えると、一瞬で加速し鏑木の
後ろにつく
鏑木
「!」
高田城
「総北1年 鏑木一差!! ほら!!
『ついてきてやったぞ』!!」
鏑木
「……………!! ほう!!
(こいつ!! 一息でオレの加速に…………!?)
見た目よりやるじゃねぇかインテリ
まぁ今の加速が最後の一発じゃないといいがな!!」」
高田城
「あぁ 大丈夫だ その期待は裏切らない
今のはウォーミングアップだ
オレは 箱根学園2年 高田城―――」
鏑木
「タカダ・ジョー?
フルネームみたいな名前だな」
高田城
「たまに言われるよ」
鏑木
「好きなフルーツは?」
高田城
「シャインマスカット」
鏑木
「ハハッ 聞いたことねぇ!! ほうるあ」
再び加速しようとする鏑木
それを高田城が止める
高田城
「まて 1年 鏑木 いいのか?
おまえから誘い出したがこの勝負
おまえの”相棒”はうしろで戻れと叫んでるぞ?」
鏑木が後ろを見ると、段竹が腕を上げている
高田城
「それでもやる と?」
鏑木
「わかってねーなタカダ 何にもわかってねぇ!!」
加速する鏑木
鏑木
「あれは段竹流の”がんばれ”ってオレへのエール
なんだよ!!
ほぅるああああ」
焦る段竹
段竹
「バカ また加速した!!
何やってんだ一差ァ!!
完全に挑発にのってる!!
聞こえてないのか!!
追いますか小野田さん
ヤツの脚の実力はわからない… だけど
たぶんあいつは頭は相当きれます
情報は相当入れてます オレたちの―――
これまでの情報とか 全部!!」
小野田
「(これまでの情報…!!)」
段竹
「あいつ出る時”一角を崩す”って言ってました
崩す気です一差を!!
策略ですよ!!
オレたちが『まとまってる』のを―――――
『バラバラにする』のがあいつの目的なんですよ!!」
ギアを切り替える段竹
段竹
「追いましょう小野田さん
一差が戻ってこないんだったら
こっちが合流すればいいんだ!!
追いましょう全開で!!」
飛び出そうとする段竹を止める小野田
小野田
「まって段竹くん!!」
段竹「!!」
小野田
「今は ボクたちが”全開で追って『疲れる』のを
『待ってる』人がいる!!」
段竹が振り返ると、小野田の後ろにピタリと張り
付いている新開が見える
段竹
「(――――――!!
新開悠人!? はりついてる!!)」
小野田
「ゆっくりペースを上げます」
段竹
「(動けない……………!?のか!!
これがハコガクが『2人』いるってことか!!
ゆっくり!?)
けど小野田さん
そんなことしてたら一差は…………!!」
小野田
「今は そうします!!」
はっきりと断言する小野田に、なおも言いすがる段竹
段竹
「けど…… 一差は…
あいつはいつも自信満々で天才で…
だけどあいつは
自分でも自覚はない だけど ―――――
あいつはスプリンターなんですよ!!」
加速する鏑木
鏑木
「ほぅるああああ
どうしたタカダ!! 遅れてるじゃないか!!
さっきから距離つまってないぞ ハハッ
さっきのウォーミングアップは効果なかったな!!
やっぱり マジで 今年は
この峰ヶ山ヒル オレ 獲っちゃいますよォ!!」
調子に乗る鏑木
高田城
「わざと距離をあけてるんだ」
鏑木は振り返り、両手を上に向け方を竦める
鏑木
「強がるな タカダメガネ ハハッ」
高田城
「観察してるんだ 物事は―――――
近くで見てわかることと 遠くからでないと
理解できないことがあるからな」
鏑木
「ハハッ!! カンサツ!?
カンサツの結果はどうだ?
”勝てません”か!?」
高田城
「”資料通り”だよ」
ハッとする鏑木
高田城
「チームSS出身中学時代は段竹竜包と共に
社会人と走り
チーム総北に入ってからは有望な1年として
インターハイに出場
3年の先輩青八木一とコンビを組んで
最初のスプリント 2日目の合流 3日目の
箱根学園への追走を牽引した
性格は明るく勝ち気で楽天的
目上の人にもよく暴言をはく
同じチームの3年生 青八木一を
先輩なのにもかかわらず呼び捨てし
本チームの2年生銅橋正清のことも初対面で
”ブタ”と呼び放っていた!!」
鏑木
「な… 何だそれ!! 失礼なヤツだ!!
マジか!! 確かに記憶にはあるけど…
まとめて聞くとウルトラヤベーやつじゃねーか!!」
高田城
「おまえのことだぞ」
鏑木
「あっれーっ
みんなそれなりのリスペクトはあったんだけどなー」
高田城
「人は自分の性格―――
自分の内面のことが最もわからないものだ
時に 俯瞰で眺めてみるといい」
鏑木
「浮かんで?」
高田城
「俯瞰だ!! 高いところから見ることだ
そして当然―――――
近くでないと観察できないことがある!!」
高田城は一瞬で加速し、鏑木の横につく
鏑木
「(え)」
高田城
「現在の状況―――――
焦り 発汗量 表情
これらは近くでないとわからない」
鏑木
「(マジで わざとキョリあけてたのか タカダ!!)」
高田城
「調子にのってアゲすぎて
今 少し 足が疲労してるな?」
鏑木
「あ!?」
実際に太ももがピクピクしている鏑木
鏑木
「わかったような口をきくな んなことはねェ!!
自分のことは自分がよく知ってる」
強がる鏑木に高田城は提案する
高田城
「そうか じゃあ試すか
コースマップによればこの先
3つのつづら折りがある
その つづらの3つのコーナーを折り返したところ
にある”街灯”をゴールとする3本勝負―――
先に2本 獲った者の勝ち―――――だ
いけるだろう?
キミは『オールラウンダー』だから」
鏑木
「わかってるじゃね―――――か その通りだ!!
やってやるよ!?
先に2本とってやる!!」
高田城
「(崩れた…!! この男
『資料』通りだ――――――
”自覚なきスプリンター”)」
鏑木は妙な焦燥感を感じていた
鏑木
「…あ? 何だ… 負ける気はしねェのに
この首筋をつたう汗は」
後ろから心配している2人
段竹
「一差… あいつ…
また変な挑発にのってなきゃいいですけど
くそ……… もどかしい!!」
小野田
「(鏑木くん!!)」
感想
まんまと挑発にのってる鏑木くん
このまま崩れてしまうんでしょうか?
高田城くんは情報を駆使して闘うやり方
ということは小野田くんのように更新されてない
情報があればそれで切り抜けることが出来るかも
しれない?
でもそもそも総北のメンバーは鏑木くんではなく
杉元定時くんだったはず
もしかして定時くんがプレッシャーで熱を出して
鏑木くんが出てくるかもしれないと、そこまで読ん
でいたんでしょうか?
鏑木くん、この夏休みになんか成長してないかなぁ
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