弱虫ペダル ネタバレ【609】

ネタバレ

みなさま、こんにちは。

さて、今回は
弱虫ペダル ネタバレ【609】をお送りします

まずはあらすじからです!

泉田から次の箱根学園のキャプテンに任命された真波!!

その記念すべき練習初日だが!?

 

★目次はこちら★

前回を詳しく読みたい方は弱虫ペダル ネタバレ【608】

をどうぞ!

託された想いとチームを背負い、
舞台は次の闘いへ!!

 

それでは、弱虫ペダル ネタバレ
【609:受け継いだ者たち】のスタートです!!

 

登りにかかった途端にみんなを振り切って先に行って
しまった真波

新開
「(高田城さん――――
キャプテン真波さん 副キャプテン銅橋さん 以外で
次の世代の箱根学園の中心人物として選ばれた
3人目の男―――――)」

銅橋
「ブハ!!
まったく!! 真波のヤロウ 登りになった途端
ブッ飛んでいきやがった

あいつ 自分で平坦と山おりまぜた?コースなら
全員いけるだろつったんだぜ!!
1人でブッ飛んでってよォ!!

1年 バラバラだよ
どうかしてんぜ あいつ」

高田城
「んー 考えてるんじゃないかな…ちゃんと
あいつなりに
あのペースでかっ飛んでいったってことはざ」

高田城が右手をスッと前にあげる

指し示すほうへと視線を向ける銅橋と新開

銅橋
「誰か下ってきやがった!!
げ 真波!!」

真波
「やぁ 銅橋(バシ)くん 高田城(ジョー)!
悠人も」

下りてきたのは真波だった

銅橋
「何だ てめ 帰るのか!?
皆が遅いのが退屈なのか キャプテン初日だぞ」

焦る銅橋

高田城
「いやたぶん違うよ正清
この登りはキツいけど短い

もうすでに真波は峠の上にたどりついて―――
これから『2本目』を登るつもりだ」

銅橋
「(2本目ぇ!?)」

真波
「追いかけるから 上で待ってて―――――」

手を振りながら下っていく真波

銅橋
「皆に合わせて峠… 2本登る て…!? バカか!?
これだからクライマーってのは!!」

新開
「や オレなら上でゆっくり待ちますけどね」

同じクライマーの新開が言う

銅橋
「真波がどうかしてるってわけか!! ブハ!!」

新開
「にしても 高田城さん
よく わかりましたね 真波さんのコト」

銅橋
「ブハ!! 悠人 おまえ知らねぇのか
こいつは真波のことは何でもわかんだ
真波にとって 高田城 こいつは―――――
『救世主』なんだ」

新開
「!! 救世主!?
え インハイの時すか!?

そういえば高田城さん インハイの時 帯同してて
オレを呼びに来たり 報告係やったりいろいろと
動いてくれてましたもんね

何かあるんすか そん時の――――
特別なエピソードが」

銅橋がうなずく

急いでそれを否定する高田城

高田城
「ないないない インターハイは関係ない!!
ウソを教えようとするな1年に」

銅橋
「ブハハハ 救世主って呼ばれてんのは本当だろうが」

高田城
「まぁ…」

銅橋が新開に説明する

銅橋
「おめぇが入学って来る前だ―――――
真波のヤツ 遅刻と寝坊で 進級 ヤバかったんだ
そんな時高田城がノートを貸した」

学年1位の成績の高田城はインターハイの真波の
頑張りを見て、同じ1年生として刺激をもらい、
真波の役に立つならと申し出てくれたのだった

真波は高田城が同じ自転車競技部だったことを
その時に初めて知り、便利な知り合いができたこと
を喜び、その時から救世主と呼んでいるというわけ
だった

同じ部活なのに認識されてなかったことに、高田城は
落ち込んだらしい

新開
「いや ちょっ… まじすか
ツッコミどころがメッチャあるエピソードですね!!」

銅橋
「そのノートが真波を2年に押し上げた!!
読み易く字もキレイだ
伝説のノート ”高田城(ジョー)ノート”って
よばれてる!!」

新開
「高田城さん 超 頭いいんすか!?」

高田城
「ああ 勉強は簡単だ
先生が言ってることを理解して覚えればいい
教科書に全部書いてあるしな」

高田城の言うことに引く2人

高田城
「オレに言わせればロードレースのほうが難しい

大人数で戦況に合わせてプランを変えながら
不確定要素を織り交ぜて体の限界の中で闘う

そこには何の教科書もない!!
だがそれゆえに 攻略のしがいがあるんだ!!
勉強以上にわくわくするよ!!」

銅橋
「ブハ (こいつもやっぱりどうかしてるぜ!!)」

高田城
「オレはインターハイで闘った悠人や銅橋
おまえたちを尊敬している!!」

銅橋
「ブハハハ だろ!?」

新開
「や イマイチ素直に喜べないすね」

 

自転車競技部の部室では3年生たちが話している

黒田
「行ったな 塔一郎」

泉田
「ああ 初陣といったところかな
あとは彼ら3人を信じて任せるしかないね

本当のレースという名の戦場は厳しいからね
どう転んでいくかはわからないけどね」

黒田
「あの幹部3人に どうして高田城を入れた?」

泉田
「真波は感性がすぐれている
敵の表情を読みとり 絶好の機会をうかがうだろう

だが チーム全体を支え動かすのは
銅橋の指導力

そして ロードレースであらゆる状況を正確に
分析し 簡潔で 有効な手だてを生み出すのは
高田城の知恵―――だからだ!!」

そこに葦木場に、総北の手嶋から電話がかかってくる

電話を切った葦木場は内容を報告する

葦木場
「総北の新しいキャプテンが決まったって
2年連続個人総合優勝の――――小野田坂道だよ」

黒田
「は!? そこは今泉じゃねえのか!?」

泉田
「……ほう」

 

その情報は練習中の真波にも伝えられる

1年から電話を受け取る真波

泉田
「葦木場からの情報だ いち早く伝えようと思ってね」

真波
「…… 何だって!?泉田さん
へぇ そうなんだ

泉田さんのサプライズ人事でオレがキャプテンって
ことになったけど

まさか総北でも同じことが……って すごいですね」

泉田
「気になるかい? 拒むかい?」

真波
「いやぁ 受け入れますよ もう これは―――」

 

その頃真波キャプテンの情報も総北のメンバーに
伝えられていた

驚く総北の部員たち

鳴子
「箱根学園のキャプテンが!?」

今泉
「真波ィ!?」

鏑木
「マジすかっ!!」

鳴子
「マジか ビックリ采配やな」

鏑木
「真波さんてあの3日目スタート おくれてきた人
でしょ」

今泉
「ハコガク ある意味『カケ』に出たのか」

騒いでいた部員たちは気づき、一斉に小野田に
視線を集中する

鳴子
「小野田くん」

今泉
「小野田!!」

小野田は茫然としている

小野田
「(真波くんがキャプテン…
真波くん……… が 箱根学園の…………)」

手嶋
「どうだ 小野田 感じるものはあるか」

小野田
「はい 感じます これは」

 

小野田・真波
「運命ですね」

 

電話を切った真波は笑い出す

真波
「ははは おっもしろ!!
まさかこんなことになるなんてね
初めて会った日のこと 覚えてる? 坂道くん」

真波の脳裏には小野田と初めて会った日のことが
浮かぶ

真波
「よしゃっ 練習練習
あ そうだ 高田城くん
次 総北が出そうなレースってどれ」

高田城
「え レース… 確か
彼らの地元の峰ヶ山ヒルクライムレース」

真波
「オレ あいさついこっかな」

にこやかに言う真波

 

****感想****

真波くんのお世話をしてるのは委員長だと思って

ましたが、高田城くんにもお世話になっていたの

ですね(笑)

学年1位とは認識していたのに、同じ部活だとは

思われてなかったというツッコミ、最高ですね

総北の3人対箱根学園の3人

どちらのチームもバランスよくていいかんじです

真波くんが総北の地元に遠征って、去年の葦木場くん

みたいですが、真波くんだと殴り込みって感じでは

なくて遊びに行くって感じに見えるのがすごい

運命の2人

直接会ったら小野田くんと真波くんは何を話すんで

しょうか?

 

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